代表取締役会長 三好 貴志男 message

三好 貴志男
(みよし きしお)
Kishio Miyoshi
- バブル崩壊と相続税対策
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                        皆様、みどり財産コンサルタンツ 代表取締役会長 三好 貴志男です。 
 当社は、お客様の幸せと、社員の幸せを追及し、社会に尊敬される会社づくりを目指しています。昭和62年、私は監査法人トーマツ大阪事務所を退職し、会計事務所を高松市に開業いたしました。 
 会計事務所としてのスタートは、相続税でした。地元銀行の支店長研修を担当させて頂くことから始めて、以来30年に渡り、弊社グループとして、相続・事業承継相談の受託件数は3000件に余ります。開業時は、バブルの初期で、地価の上昇により、相続税の負担が大変になっていった時代です。 
 銀座の鳩居堂の社長が、相続税負担を悲観して自殺したのもこの時代でした。当時は、相続税対策として、ビルを建てたり、土地を購入したりすることが大流行でした。 
 その後、バブルがはじけ、土地が10分の1まで値下がりするということにもなりました。
 都会では、相続税対策として、借入金でビルを建てた人が破産する事例も多く出ました。そして、FP(ファイナンシャルプランナー)制度が日本にできたのもこの頃でした。 
 当時の相続対策は、「相続税」対策が中心でした。
 税金のことだけにとらわれる提案が多く、中には結果的に破産してしまうような提案も多かったわけです。
- 竹本前社長との出会い
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                        当時私は、金融財政事情研究会という金融機関向けの出版社が主宰する銀行員対象のFPスクールで研修講師を担当していました。 
 そのときに、FP1級のスクールに、参加していたのが、竹本前社長でした。銀行員時代の竹本前社長は、大胆で効果的な提案をしていたのが印象的でした。 
 特に、レバレッジドリースという商品を使った節税対策では、日本トップクラスの件数をこなしていました。この研修をきっかけに竹本前社長との付き合いが始まりました。 
 付き合いが深まるにつれ、大胆に見えて、実は大変に慎重な提案をしていることがわかりました。
 新しい提案をする場合には、私に何度も質問し、他の税理士にも確認し、さらに東京の一流の弁護士に確認します。自分が納得し、確証を得られるまで何度でも繰り返します。竹本前社長は、銀行本部に所属していた頃、都市銀行が大々的に紹介していた「変額保険」という商品は、お客様のリスクが高いということで、銀行として紹介しない方針を打ち出しました。 
 結果としてお客様から多大なる信頼を得ることができました。
 また、お客様に相続税対策として必要以上な不動産投資を勧めるということもしていません。これらの「お客様第一主義」を一貫した姿勢を見て、私は「この人だ!」と思っていました。 
 そして、竹本前社長の定年が近くなった頃、当社に出向していただきました。半年間の出向期間を経て、10年間社長をしていただき、我が社を中四国ナンバーワンのFP会社に発展させていただきました。 
 竹本前社長には、現在はグループ全体の持株会社の社長をしていただいています。
- 川原社長
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                        竹本前社長の後を受けて、川原現社長に、若干39歳で新社長に就任していただきました。 川原社長は、竹本前社長に育てていただいた我が社のホープです。 
 大胆かつ慎重に、戦略性をもって、事を運びます。
 お客様からの信頼は抜群で、その提案力は、弊社グループ内でもナンバーワンです。お客様のお役に立つ情報を貪欲に積極的に取りに行き、竹本仕込みの方法で、その法的な裏付けを徹底して取り、お客様に最適な提案をすることを得意としています。 
 加えて、川原社長のお母様は美術の先生をしている関係からか、川原社長の作る提案書は、図形を多用し、美的センスあふれる、とても解りやすいもので、お客様に大好評です。これまで、お客様先で、都銀系や証券会社系のコンサル会社の提案と競合する事も多々ありましたが、負けたことは殆どありません。 個人的にも高い能力を持っている川原社長ですが、社長就任以来、積極的に優秀な人財を採用し、チームとして、お客様に最適なご提案ができる体制を取って来ています。 
 今後の弊社の発展にご期待下さい。
- 私たちの目指すもの
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                        私たちは、会計事務所を基盤とした、地域に根ざした総合財産コンサルタント集団です。 弊社グループの行動目標は、「お客様企業の黒字化と節税」ですが、弊社みどり財産コンサルタンツは、100年財産コンサルティングを目指しています。 地域に根差した私たちには転勤はありませんから、逃げることができません。 
 そこが都市銀行や証券会社系の財産コンサルタント会社との違いです。お客様と向き合い、お客様の幸せは何かを考えるところから提案をまとめます。 
 自分たちの都合で物事を進めることはありません。たとえば、経営安定化のために、生命保険の提案をすることがあります。 
 しかし、特定の系列会社の生命保険を、お客様に販売することはしません。
 日本トップクラスの、生命保険商品の品揃えが出来る体制で、お客様に最適な生命保険商品をご提案することを心がけています。その他の商品についても同じです。 
 地方にありながら、日本トップクラスの品揃えの体制を持っています。しかし、自分たちに出来ないことも当然あります。その場合はお客様に代わって出来るところを探します。そうすることが、お客様にとって最適だと考えているからです。 当社は、お客様の幸せと、社員の幸せを追及し、社会に尊敬される会社づくりを目指しています。 
 ぜひ、今後とも末長いお付き合いのほどをお願い申し上げます。みどり財産コンサルタンツ 
 代表取締役 会長 

