2018年03月07日
個人の運用手法第二弾!iDeCoって何?
こんにちは。アシスタントの柏野でございます。
前回のブログでは、個人の運用手法として、2018年1月からスタートした積立NISAに
ついてご紹介させていただきました。
今回はその第二弾!
ということで、【 iDeCo(イデコ)】をご紹介させていただきます。
iDeCoとは個人型の確定拠出型年金のことで、将来の自分のために、自分で金融機関や
運用方法を選択して資産を増やす年金制度です。
2017年1月から対象者が拡大されており、耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし!
「なんとなく制度の存在は知っているけど、詳しくは分からない…」
「メリットがよく分からないから利用していない…」
などのお気持ちを抱えている方もいらっしゃると思いますので、今回ご紹介させていただきます。
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まず簡単に、iDeCoってどんな制度?ということで、特徴を挙げてみます。
①掛金が【全額所得控除】の対象になる。
②運用利益が【非課税】。
③年金として受け取る場合は、【公的年金等控除】の対象になる。
一時金として受け取る場合は、【退職所得控除】の対象になる。
④60歳になるまで、【引き出すことができない】。
詳しく見ていきましょう。
まず、①掛金が全額所得控除されるとどのようなメリットが得られるかというと…。
結果的に、課税させる所得金額が少なくなるので、税金が少なくなります。
※税金を取り戻すためには、年末調整や確定申告の手続きが必要なので注意です。
続いて、②運用利益が非課税というのは、積立NISAと同じですね。
次に、③受取方法によって様々な控除の対象となってきます。
まず、年金として受け取った場合の控除とは…。
計算式は様々ですが、公的年金と合算した上で控除が受けられます。
次に、一時金として受け取った場合の控除とは…。
上記の計算式で退職所得控除が受けられます。
※いずれの場合も、会社の退職金と合算しての控除額となるので注意です。
長々と特徴を挙げてみましたが、結局iDeCoの何がいいのかというと、
【税制優遇がものすごい!!!】ということです。
知っている人は知っているこの制度を使って、賢く節税してみてはいかがでしょうか?