2025年01月21日
考える力

こんにちは、アシスタントの木曽です。
今回は最近読んだ(著者)野村裕之さんの「論理的思考問題」をご紹介したいと思います。
突然ですが、ここで皆様に問題です。
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「ボールペンと消しゴムは、合わせて110円。ボールペンは消しゴムより100円高い。では消しゴムの値段はいくらでしょう。」
(出典:週刊ダイヤモンド特別付録(2024年12月28日・2025年1月4日新年合併号)
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答えは「5円」です。
本ではこちらの問題を5秒で答えてくださいと書かれています。
5秒と聞くと気持ちが焦ってしまいますよね。
こうした時に直観に流されたり、問題を投げ出さず、事実を整理し、俯瞰して論理的に答えを導き出す「ちゃんと考える力」が問われるのが「論理的思考問題」なのだそうです。
また本では「考える力」を3つに分けています。
・論理的思考
・批判的思考
・水平思考
これらは論理的思考問題を解くことで高めていくことができるそうです。
事実や情報を整理し、適切な判断をすること、与えられた情報に対して、疑問を持ち本質を見抜くこと、先入観や事例に捉われない視点をもつこと、どれも仕事をする上で必要な思考だと感じました。
論理的思考問題は想像以上に難しいですが、直感に頼るのではなく考えることの大切さと面白さを教えてくれます。
不確かなことが多く、AIやインターネットの普及に伴い複雑化した時代の中で、考えぬくことを忘れずに仕事に取り組みたいと思います。
まだまだ寒さも厳しく、体調を崩しやすい時期が続きますが、どうかお体にはお気をつけて過ごし下さい。
出典:週刊ダイヤモンド特別付録(2024年12月28日・2025年1月4日新年合併号)
書籍:「頭のいいひとだけが解ける論理的思考問題」 著者:野村裕之