コラム Column

2023年10月16日

貞子と数学と物理

10月になり急激に寒くなってきました。寒くなると不思議と小説を読みたくなるため、鈴木光司さんの小説である貞子で有名なリングシリーズ6冊を聴いてみました。

 

「6冊もあるのか!」と突っ込みを入れたくなりますが、全ての作品が繋がっていて、楽しめます。

 

2022年には貞子DXも公開されましたので、この機会に一度、リングシリーズを楽しんでみてください。

以下、本当に簡単な感想のみを記載します。映像だけしか見ていないという方は、ぜひ小説版もネタバレ要素などは記載していないと思いますが、気になる方はスルーをしていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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①りんぐ

映画『リング』の原作。映画版は女性が主人公であったが、小説版は主人公が男性でストーリーが進行。映画版の貞子の衝撃的なシーンが印象に残ってましたが、小説版では貞子に対して違った印象を受けることとなりました。

②らせん

映画『らせん』の原作。リングシリーズ2部。主人公が変わり、新たに貞子の謎を追求していくストーリー。父親でもある主人公が最後に下した判断が印象的でした。私が同じ立場なら、考え抜いた末に同じ結論になると思います。

③ループ

リングシリーズの完結編。主人公名が変わり、物語は展開。全く想像していなかった展開に驚きましたが、不思議としっくりきた世界観でした。

④バースデイ

映画『リング0バースディ』の原作。映画ではこの作品がシリーズ完結編だと思っていましたが、実際は違っていたようです。小説は短編集であり、これまでの作品の中で気になっていた部分が示されていて、各登場人物を身近に感じた作品でした。

⑤エス

懐かしい人物が主人公となり登場。貞子と関係ないストーリーになるかと思っていましたが、大きな流れの中で貞子に行き着くことに。

⑥タイド

前作エスで気になっていた点が解決すると共に、貞子の本当の狙いが明らかになりました。ここまでの5冊にわたる長いストーリーに秘められた貞子の想いと、それに対する主人公の決断が印象的でした。

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今回も最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

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