2009年01月08日
自社株の評価をしてみましょう!!
こんばんは(^O^)/日経平均下がりましたね。
さすがに8日連続上げとはならなかったですね。
株価ということで、非上場企業の自社株価のお話しです(無理やりですね~)。
相場が悪くなれば、非上場企業の自社株式評価額も下がるのをご存知ですか?
非上場企業の自社株式の相続税評価額を算出する際に、類似業種比準価額という株価を算出することができます。
超単純に言うと、その非上場企業が上場の同業他社に対して、どれくらい超過収益力があるかという観点で算出される株価です。
上場の同業他社と比べるので、株式市場が良ければそれだけで評価額が上昇しますし、株式市場が悪ければそれだけで評価額が下落します。
もう気づきましたね(*^o^*)
史上稀に見る株価下落。
比べる同業他社の株価も下落しています。
皆さんの会社の株も下がってるはずですよ。
この比べる同業他社の株価は国税庁が発表しています。
少しタイムラグがあり、直近では、昨年10月までの株価が公表されています。
すべての業種で10月の株価は、ここ近年で最安値の株価が公表されています。
前年平均株価と比べると、どの株価も3割~4割減となっています。
自社株式を評価してみてください。
思いがけず下がっていて、相続対策の実行チャンスかもしれませんよ。
前期の業績が悪かったとか節税しすぎたとか、昨年11月、12月決算法人は特にチャンスが広がる可能性があります。
類似業種比準価額という評価額は、法人の法人税課税所得が落ちれば、株価が急落するのです。
僕たちのお客様で、昨年11月、12月決算の法人は、法人税課税所得が激減している法人も出てきています。
チャンスです。
法人税課税所得が下がって、株価が下落し、この市況悪化で更に株価が下落します。
日経平均は、今日は少し下がりましたが、1月に入ってからは上げが続いていました。
チャンスを逃したと思わないでください。
類似業種比準価額を算出する際に比べる同業他社の株価は、直近3ヶ月間の各月の平均株価の最安値を選択できるのです。
つまり、上場相場が1月に安定してしまったとしても、昨年最も落ちた11月の株価が採用できるのです。
株価評価をしてみてください。
贈与、譲渡のチャンスです。
あ、1月これからとか、2月、3月以降でもっと相場が悪くなったらごめんなさい。
未来のことは誰にも分からないのです(^_^)v
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